2020.1.23

#本

#共感資本社会を生きる

#高橋博之・新井和宏

お金という単位、ツールの考え方。自分の世代がものに執着しない人が多くなったのもわかる気がします。 

 会社を運営して、会社は一つの家のような形で集まるばのような形にしたいと考えている自分としては、お金を預かり、作業した人にお金を払いということを繰り返している。お金は数字であり、置き換えるのは簡単だが、何か違うと思っていましたが、この本読んで理解できたと思います。求人などでいくらもらえないとという条件から入ってくる人がたまにいます。それに対してとても不快で、一緒に仕事をしたいとは感じてきませんでした。 もちろん、安く人をこき使えればいいという考えではないので、報酬も払わねばなりません。 ただ、ともに切磋琢磨して共に考えて、仕事をしていきたい。土日も仕事ですかと聞かれることがあるが、人生という時間軸の中で、仕事とプライベートを分ける必要があるのかという疑念がある。時間給などの報酬が発生しているときにしか仕事のことを考えず、アイディアなども考えない。暇つぶしにゲームやテレビを見ているのはとてももったいないと思う。 過去の思い出話もたまにはいいが、実際問題そんな話をしてもあとに何も残らないとよく思う。

 お金はつるつるで合理的なものという言葉があり、確かにと思った。人の関係はパズルのピースが複雑なものが当たり前なのだと思う。それがいやで都会に出てきて限られたコミュニティーに絞り生産性を上げてきたが、

 それに限界があるとわかり、時代が変わっていると思う。設計事務所の数はかなりあり、身の回りでも少人数の事務所はかなり多くある。これだけ情報の流れが速く、新築案件は減り、高齢化していては、維持するのも大変である。知識の伝達も少ない人数では難しいし、体力も衰えていく。会社は継続していくことが前提なので、ひとつのまちのように会社をデザインし、循環しながら未来に残せたらいいなと思う。

 生産性を上げ続けるのは限界がある。1次産業にとても興味があり、何ができるかわからないがそこも何かしらデザインしていきたい。建築設計的なデザインはあまり実際得意としないが、これならやりたいと思える。 

 若者の自殺者数は増えている。人生100年時代と言われている昨今において、絶望して死にたくなる社会はいかがなものかと共感できた。と、同時に愚痴だけ言って何もしないのではなく、声をあげられる人は大小あれども声を上げていくことが必要なんだと思う。声を上げられない人はあげられる人に話をして共に声を上げればいいと思う。


共感資本社会。読み始めはんーと思いながら、最後まで読んで腑に落ちました。